Case Study津市様 総合災害情報管理システム

システム概要

構築期間:2019年11月~2020年2月
運用期間:2020年3月〜現在


災害時には、まず被害の拡大を防止するため、住民に的確な避難情報を伝える必要があります。しかし、津市様では、避難情報を発信するための被災状況の情報収集・共有から住民への伝達までの手順や、避難情報の決定に必要な監視・観測情報の把握などに課題を抱えていました。

そこで、災害時における情報の収集・共有から伝達まで、すべてシステムで管理することで、これまで各部で保有していた情報を集約しました。河川の水位や土砂災害の危険度などの情報もすばやく参照できるため、災害対策本部が避難情報を決定するための判断材料として活用しやすくなり、迅速かつ適切な災害応急対策の実施と被害の拡大防止に寄与しています。

 

 

導入後の効果

 

監視・観測が一画面で完結

土砂災害警戒判定メッシュ情報や水位・雨量等の観測データは、一つのメニューに集約。外部サイトを一つひとつ検索する必要がなくなり、監視・観測業務が一画面で完結します。

PDF出力機能で書類作成も簡単

システム内で管理しているデータはPDF形式やCSV形式、Excel形式で出力できます。データを用途にあったファイルに簡単にまとめ直すことができるので、書類作成等の時間短縮にもつながります。

お客さまの声

  • 防災情報システムはこれまでにも導入していましたが、本システムに切り替えたことで災害対応の機能が強化されました。また、複数のシステムで行っていた業務が一つのシステムで完結するようになりました。
  • システム導入後もこちらの要望に柔軟に対応してもらえるので助かっています。
  • 他社の緊急速報メール配信サービスを利用しているのですが、システム導入後もそのまま使用することができたので良かったです。

将来へ向けて

将来的には防災行政無線等とも連携し、すべての災害対応業務をTRANS MOD ®だけで完結できる、ワンオペレーションを実現させたいです。